火・活動内容

瓦工事業の全国組織である(社)全日本瓦工事業連盟は、全国の瓦施工技術者を呼び寄せ修理工事支援者を募るシステムを構築。

さらに全国で初めて、山梨県と埼玉県による県連支部での応援体制を構築。


山梨県瓦組合としての復興支援だけでなく、個人の工務店等から要請されて、応援に行っている組合員もいます。なかには、復興支援が縁で、復旧作業だけでなく新築の屋根も頼まれている者もいます。


これも屋根のプロ集団である全瓦連の組合員の信用に起因するものと思います。

●概況


東北南部、関東北部を中心に多く発生した瓦屋根被害の概
況は次の通りです。


  • 1)震度の割に倒壊した住宅は少ない
  • 2)築年数の古い住宅に多い
  • 3)地盤の弱い土地に建っている住宅に多い
  • 4)屋根の棟部に多い(棟の一部または全部が被害)
  • 5)被害の発生率は地域差がある
  • 6)住宅は屋根以外でも壁やサッシなどで被害が発生

●被害詳細(被害のあった棟、被害が少なかった棟)


【被害があった棟】 -土で固定された棟施工

  • 1)築20~40年の比較的古い建物
  • 2)棟瓦や桟瓦を葺土のみで固定(経年変化で葺土の固定力が低下)
  • 3)ガイドライン工法以前の一般的な工法

【被害が少なかった棟】 -ガイドライン工法(平成13年策定)に基づいた棟施工

  • 1)築10年以下の比較的新しい建物の棟
  • 2)棟瓦を金具、銅線などにより建物本体部分から固定施工

屋根の棟部分が崩れているのがわかると思います。


築30年ほど経っている建物です。

やはり葺き土のみで棟瓦が固定されているだけでした。

その棟瓦や屋根土等を解体撤去し、きれいにします。

ガイドライン工法にて復元。

山梨県瓦工事業連合会 事務所

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